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立元 貴

内科医・医学博士

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奥様は認知症、認認介護という現実

2017-09-06更新
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認知症の男性が肺炎で運び込まれてきました。

一緒に付いてこられた奥様に、ご主人が「重症で亡くなる危険性が高いこと」、

「嚥下ができず自力で食事ができないほど認知症がすすんでいること」を、

いくら説明しても、わかってもらえません。

 

「そうですか?」と、現実味のない様子で、笑顔を浮かべています。

そう、奥様は認知症だったのです。

 

病院は、高齢化社会を肌で感じる場所になっています。

夫婦二人暮らし、高齢のご主人を奥様が介護し、子供は遠くに住んでいます。

ご主人の認知症がすすみ、肺炎を起こして、病気の末期に近づいています。

そのとき、キーパーソンである奥様自身が認知症で、判断が困難になっているケースをよく経験します。

ご主人の介護を続けようにも、ご主人の介護度が上がっているので、

もはや奥様一人では対応できないのですが、それを理解することができないのです。

 

高齢者同士が介護する「老老介護(ろうろうかいご)」から、

さらにすすんで、認知症の高齢者同士が介護する「認認介護(にんにんかいご)」が増えています。

「認認介護」は、介護している方にも認知症があるため、

介護されている方の病状や栄養状態などが把握できずに、実質的に放置されていることもあります。

介護サービスをいれたくても、拒否されることもあり、お手上げになってしまうことも経験します。

 

高齢者の介護の問題は、さらに複雑で難しくなっています。

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