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立元 貴

内科医・医学博士

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耐性菌と戦う

2018-03-12更新
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先日、感染症の学会で、BD(ベクトン・ディッキンソン)の展示ブースでもらったのが、このバッジ。

「I’m a resistance fighter.」

これは、「私は耐性菌と戦います」というメッセージ。

 

感染症を治療する抗菌薬は、強力な薬剤が開発されているが、

細菌は、その薬に負けない耐性菌に生まれ変わり、

強い薬を使えば使うほど、抗菌薬の効かない耐性菌が広がり、患者さんの生命を脅かすことになる。

 

そこで、感染症の原因菌にあわせて、

できるだけ最適な抗生剤を、

できるだけ最短の期間、使いましょう。

ましてや、抗菌薬が必要でない病気には使わないようにしましょう。

 

あたりまえのことなのですが、

のどが痛いといっては、

熱がでるといっては、

咳や痰がでるといっては、

漫然と抗菌薬が使われているのが現状です。

 

結果として、抗菌薬の効かない細菌を育てることになり、

巡り巡って、自分を苦しめることになります。

 

抗菌薬(抗生剤)をださないのは、ヤブ医者ではなく、

患者さんのことを考えた真面目な医者なのだということをわかってほしいものです。

 

このバッジを見た口の悪い同僚が、

「先生はresistance fighterじゃなくて、ただのresistanceなんじゃないの?」と言っておりましたが、

私は抵抗勢力ではなく、従順な労働者です。

 


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