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立元 貴

内科医・医学博士

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遠隔診療がやってくる

2017-12-07更新
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最近、「遠隔医療」という言葉を、よく聞くようになりました。

遠隔診療は、インターネットやスマーフォンなどを使って、

医師が直接患者さんと会わずに、診断や診察、薬の処方などを行うことです。

 

医師と患者さんは、直接、話を聞き、触って診察をし、薬をだすという、対面診療が基本です。

しかし、情報を伝える技術が進歩し、スマホやタブレットで相手の顔を見ながら話ができる時代になり、

診察室に行かなくとも医師に会えるようになりました。

すでにCTなどの画像診断は、ネット回線を通じて、遠くの専門医に診断してもらうサービスが普及しています。

 

もともと遠隔医療は、過疎地などの医師が少ない地域の患者さんの診察に使うために開発されてきましたが、

今では、ネット上で外来診療を行ったり、往診の代わりにネット上で診察を行ったりと、

実際の医療を補い、それに取って代わる可能性さえ現実味を帯びています。

 

来年(2018年)は、医療機関の料金表である診療報酬が改定される年で、

ここで遠隔診療が診療行為として認められる予定です。

 

現状では、遠隔診療という言葉が先走りして、実際の医療現場にどう組み込まれていくのか、実験的な段階です。

テレビの料理番組で味や匂いが伝わらないように、

スマホより実際に会って患者さんの診察をしなくてはわからないことがたくさんあります。

しかし、こうしたITを介した医療が当たり前になる時代がすぐそこに来ています。

 


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