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立元 貴

内科医・医学博士

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よくわかる介護報酬2015 – 要介護サービスの料金

2015-06-09更新
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要介護のサービスと料金

要介護1 – 5向けのサービスを介護給付といい、要支援1・2向けのサービスとは区別されています。

2015年4月から料金が改定されています。

それぞれのサービスの内容と料金を説明しましょう。

<居宅サービス>

自宅で利用できるサービスです。自宅と同様にみなされる施設で受けるサービスもあります。

また、自宅での生活を支援するための、福祉用具や住宅改修の費用の補助などもあります。

1)訪問介護

ホームヘルパー(訪問介護員)が自宅を訪問して、家事や生活の介助をするサービスです。

食事、排泄、入浴などの利用者の体に直接触れる「身体介護」、

掃除、洗濯、買い物などの家事を行う「生活援助」という 2 種類のサービスに分かれます。

身体介護

20 分未満

165 単位

20 分以上
30 分未満

245 単位

30 分以上
1 時間未満

388 単位

1 時間以上
1 時間半未満

564 単位

 

生活援助のみ

20 分以上 45分未満

183 単位

45分以上

225 単位

2)訪問入浴介護

自宅に浴槽を運んで、 2-3 人で入浴の介助を行います。 1 回の利用料は、 1234 単位です。

・1234 単位 / 回
(看護職員 1 人、介護職員 2 人で行った場合)

3)訪問リハビリテーション

通院が困難な人に日常生活の活動を向上させるために、理学療法士、作業療法士などの専門家が、

医師の指示に基づく内容のリハビリテーションを行います。1 回の利用料は 20 分で、 302 単位です。

・1 回につき( 20 分)、 302 単位

4)訪問看護

看護師が、医師の指示に基づいて看護サービスを提供します。

法人が運営する訪問看護ステーションと、病院や診療所が行うサービスの料金に違いがあります。

20 分未満

30 分未満

30 分以上 1 時間未満

1 時間以上 1 時間 30 分未満

訪問看護ステーション

310 単位

463 単位

814 単位

1117 単位

病院・診療所

262単位

392 単位

567 単位

835 単位

5)居宅療養管理指導

通院が困難な人に、医師や歯科医師、薬剤師などが自宅を訪問して、療養上の指導や助言を行います。

居宅療養管理指導は、医師の指示に基づくもので、居宅サービスの限度額の対象にはなりません。

医師または歯科医師による指導

1 回あたり(月 2 回まで)

500 単位

6)通所介護(デイサービス)

日帰りで施設に通い、食事や入浴、機能訓練や日常生活訓練を行います。

食費は、全額、利用者の負担になります。

料金は施設の規模によって違いますが、一例として、通常規模の施設を、7 時間以上 9 時間未満(1 日につき)、利用したときの料金です。

要介護 1

656 単位

要介護 2

775 単位

要介護 3

898 単位

要介護 4

1021 単位

要介護 5

1144 単位

 

7)通所リハビリテーション(デイケア)

日帰りで施設に通い、食事、入浴などの日常生活の支援、生活機能の維持や改善のためのリハビリテーションを行います。

通所リハビリテーションができるのは、病院、診療所、介護老人保健施設などの医療機関のみです。

食費は、全額、利用者の負担になります。

料金は施設の規模によって違いますが、

一例として、通常規模の施設を、6 時間以上 8 時間未満(1 日につき)、利用したときの料金です。

6 時間以上 8 時間未満(1 日につき)

要介護 1

726 単位

要介護 2

875 単位

要介護 3

1022 単位

要介護 4

1173 単位

要介護 5

1321 単位

 

8)短期入所生活介護(ショートステイ)

施設に短期間入所して、入浴や食事の世話など、すでに入所している人と同様のサービスを受けることができます。料金は、施設、部屋、要介護度などによって異なります。

1 日につき、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の例

併設型、多床室

要介護 1

646 単位

要介護 2

713 単位

要介護 3

781 単位

要介護 4

848 単位

要介護 5

913 単位

 

9)短期入所療養介護

医学的な管理を必要とする人が、介護老人保健施設や介護療養型病院などの医療機関に短期間入所し、介護、看護の医療サービスを受けることができます。

料金は、施設、部屋、要介護度、 1 人あたりの職員の数などによって異なります。

1 日につき、老人保健施設の例

多床室

要介護 1

823 単位

要介護 2

871 単位

要介護 3

932 単位

要介護 4

983 単位

要介護 5

1036 単位

 

10)特定施設入居者生活介護

有料老人ホーム、ケアハウス、養護老人ホーム、高齢者専用賃貸住宅は、介護保険では利用者の自宅と考えられています。

こうした施設に入居している人に、日常生活の支援や介護を提供します。

1 日につき

要介護 1

533単位

要介護 2

597 単位

要介護 3

666 単位

要介護 4

730 単位

要介護 5

798 単位

11)福祉用具貸与、福祉用具販売、住宅改修費支給

日常生活の自立を助けるための福祉用具(車いす、特殊ベッド、床ずれ防止用具、体位変換機、認知症老人徘徊センサー、移動用リフト、歩行器、歩行補助つえ、手すり、スロープなど)を貸し出します。

ただし、要介護1の人には、車いす、特殊ベッド、床ずれ防止用具、体位変換機、認知症老人徘徊センサー、移動用リフトは、原則として対象外となります。

また、入浴や排泄などに必要な福祉用具を購入する費用が補助されます。

たとえば、腰掛け便座、入浴補助用具、特殊尿器、簡易浴槽などが対象になります。

ほかにも、手すりや段差解消などの住宅改修をした場合、改修費用が補助されます。


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