医知場トップページ
医知場あいさつ
医知場とは
医知場ご利用方法
医知場プライバシーポリシー

医知場先生

医知場先生

立元 貴

内科医・医学博士

最新記事
カレンダー
2018年4月
« 3月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  
医療と医学がわかる情報サイト医知場

■ 医療と医学もっと身近に!! 以下のカテゴリーよりお入り下さい。

記事の詳細

よくわかる診療報酬2014—入院の料金

2014-05-22更新
Print Friendly, PDF & Email

ホテルが客のニーズに合わせていろいろな部屋を用意するように、病院も患者さんの状態に応じて2種類の部屋を用意しています。

治療によって短い入院期間で退院できる急性の病気の患者さんを対象とした一般病棟と、慢性的な病気で長期の入院を必要とする患者さんを対象とした療養病棟です。

短い期間で集中的な治療を行う一般病棟には、医師や看護師を手厚く配置し、病気の変化に対応できるような高価な設備が必要になります。

療養病棟に入院する患者さんは病気の変化は激しくありませんので、医師や看護師の数は一般病棟より少なくても対応できますが、日常生活を介護するスタッフが必要です。

一般病棟と療養病棟のどちらを主に用意するかで、病院の得意分野が決まってきます。

 

外来の料金を計算するときの公式が、入院の料金にもあてはまります。

つまり、入院の料金も、基本料金+オプションと考えてください。

このうち基本料金に相当するのが入院基本料です。1日あたりの宿泊料金と考えてください。この料金は、医師の診察料や看護師の看護料を含めたサービス全体に対する料金です。

入院基本料の料金設定の物差しとなるのが看護配置と平均在院日数です。

看護配置は、看護職員一人あたりの患者さんの数です。たとえば、看護配置が10:1とは日中、夜間を平均して患者10人あたり看護職員が1人いる状態です。30人の患者が入院している病棟では、8時間ごと3交代制として9人以上の看護職員が働いていることを意味しています。看護職員は、正規の資格を持った看護師と、看護師のお手伝いをする補助職員を合わせた人数です。

もうひとつの物差しが平均在院日数で、患者さん一人あたりの入院日数の平均です。集中的な治療をして早く退院できるようにすれば、平均在院日数は短くなります。逆に、慢性的な病気を抱えた患者さんが多い病院は平均在院日数が長くなります。

一般病棟の入院基本料は、看護配置と平均在院日数に応じて料金が決められています。もっとも料金の高い入院基本料は、看護配置7:1以上、平均在院日数18日以内という基準を満たさなければなりません。もちろん、こうした病院は専門的で集中的な治療を行うために、それなりの設備費と人件費を必要とする大病院です。

  • 急性期の患者=一般病棟
  • 慢性期の患者=療養病棟
  • 入院の料金=入院基本料+オプション
  • 看護配置=入院患者数÷看護師の数
  • 平均在院日数=入院患者一人あたりの平均の入院日数

皆様のコメントをお寄せ下さい♪




コメント内容


CAPTCHA