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立元 貴

内科医・医学博士

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頸動脈エコー検査はおすすめ

2015-03-25更新
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首の左右に、どくどくと脈が触れる太い血管があります。

これが、頸動脈で、心臓から脳へ血液を送るパイプです。

この血管は、太くて、体の表面に近いので、超音波検査(エコー検査)で簡単に内部を見ることができます。

この検査を、頸動脈エコー検査といいます。

 

エコー検査は、ただプローブという筒を当てるだけで、痛くもなんともありません。

皮膚とプローブを密着させるためにゼリーを塗りますが、それがちょっとぬるぬるするくらいですが、拭き取ればいいだけです。

 

プローブからでた超音波で、血管の断面や血液の流れを検査することができます。

動脈硬化がすすむと、血管の断面が厚くなり、こぶ(プラーク)ができたり、血液の流れが悪くなったりします。

こうした動脈硬化の徴候は、頸動脈エコー検査が最も簡単で、かつ精度の高い検査です。

 

動脈硬化の原因というと、まず、コレステロールを思い浮かべる方が多いと思いますが、

コレステロールの値が高いからと言って、必ずしも、動脈硬化が進んでいるとは限りません。

 

逆に、コレステロール値が低くても、

頸動脈エコー検査をしてみると、動脈硬化がずいぶん進んでいる方もみかけます。

 

これは、動脈硬化が単に高コレステロールだけが原因となるわけではなく、

高血圧や糖尿病の合併症として起きてくることが多いからです。

喫煙も、非常に強い動脈硬化のリスクになります。

タバコが血管表面の細胞を直接傷つけて動脈硬化を引き起こします。

 

頸動脈エコー検査は、血管の動脈硬化を直接見ることのできる検査です。

そして、血管の厚さやプラークを測定することで、動脈硬化の程度を測ることのできる検査です。

 

以前、あるメーカーの頸動脈エコー装置の広告コピーを書いたことがあります。

頸動脈エコー検査は、

「動脈硬化を見る。動脈硬化を測る。」

といった類のものでしたが、今でも、良くできたコピーだと思っています。

採血だけではわからない、動脈硬化のものさしが、頸動脈エコー検査です。

 

高血圧、コレステロール・中性脂肪などが高い脂質異常症、糖尿病、喫煙者など、

動脈硬化のリスクが高い方は、ぜひ一度、頸動脈エコー検査を受けていただきたいと思います。


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