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立元 貴

内科医・医学博士

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腫瘍マーカーだけでがんは見つからない

2010-08-26更新
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人間ドックなどの健康診断で、画像診断をせずに腫瘍マーカーだけを測る場合がある。これは、あまり意味がない。

腫瘍マーカーで、がんがあるかどうかを検査することをスクリーニングという。がんの早期診断のスクリーニングに役立つのは、前立腺がんの腫瘍マーカーであるPSAだけである。

その他の腫瘍マーカーは、内視鏡やCTなどでがんが見つかった後の補助的な診断や、がんの再発をモニタリングするためのものである。

腫瘍マーカーは、胃や大腸内視鏡、CTなどと組み合わせて測定して意味があるもので、腫瘍マーカーをスクリーニングに使うのはまちがいだ。

がんがなくても、腫瘍マーカーが高値になることはある。がんがあっても、腫瘍マーカーが上がらないこともある。腫瘍マーカーが高値だからといって、必ず、がんがあるわけではない。

さらに、腫瘍マーカーは、がんの組織型を反映していることが多く、どの臓器のがんかわからないことが多い。だから、腫瘍マーカーが高値の場合、ほぼ全身を検査しなくては、腫瘍マーカーか正しいかどうかわからない。

肝がんのマーカーであるAFP、PIVKA-IIも、B型肝炎、C型肝炎など肝がんになりやすい人を対象にして意味がある。

健診は早期のがんを見つけることが目的だから、まず、内視鏡やCTを受けるべきで、腫瘍マーカーはあくまでも補助的なものさしだと考えて欲しい。
 

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