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立元 貴

内科医・医学博士

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前立腺がんとPSA

2010-03-10更新
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米国では、前立腺がんは男性のがんの中で発生率第1位です。日本人の前立腺がんの発生率は米国の10分の1以下ですが、日本でも急激に増えています。前立腺がんは、ゆっくりと成長し高齢者になってから発見されることが多いので、高齢者のがんといわれますが、50歳代でみつかる場合もあります。また、高脂肪食は、前立腺がんの重要な危険因子と考えられています。

前立腺が腫れると、「尿が出にくい」、「トイレが近い」、「尿の勢いがない」などの症状が起きますが、こういった症状は前立腺肥大症でも、前立腺がんでも起こります。

また、早期の前立腺がんでは尿道を圧迫しないため、症状はなかなか現れません。ですから、症状だけから前立腺がんを発見するのは困難です。

PSA(ピーエスエー)は、血液検査で前立腺がんをみつけることができる画期的な検査です。PSAは前立腺でつくられ血液の中に放出される、腫瘍マーカーといわれるタンパク質ですが、この数値が高いほど前立腺がんの可能性が高くなります。

PSAは前立腺肥大や前立腺炎でも増加することがあるので、PSAが高いからといって必ずがんとは限りませんが、PSAが高い場合は専門医による検査が必要です。

<PSAの判定基準>
・4ng/ml以下:正常です。年1回の定期的な検査を続けましょう。
・4.1~10ng/ml:グレーゾーン。前立腺がんのほかに、前立腺肥大や前立腺炎などの良性の病気の場合があります。泌尿器の専門医による超音波検査などの二次検査が必要です。
・10.1ng/ml以上:陽性。がんの可能性がありますので、専門医による二次検査が必要です。
(ng:ナノグラム、10億分の1g)

前立腺がんは、PSA検査によって早期に発見することが可能です。
50歳を過ぎたら、年1回、PSAを定期的にはかりましょう。

 


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