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ヒトの体は、血糖値が高いとインスリンを膵臓から血液の中に放出して、血糖値を下げる。
血糖を下げるインスリンが膵臓から十分にでているのに血糖が下がらない状態を、
インスリン抵抗性という。
インスリン抵抗性があると、インスリンがたくさんでていても、
血糖値は下がらずに高いままの状態が続くことになる。
肥満、とくに内臓脂肪の多い肥満や、中性脂肪やコレステロール値が高いと、インスリン抵抗性が高くなる。
インスリン抵抗性があるかどうかを血液検査で見分けるための簡単な指標が、HOMA-Rです。
1.6以下は正常、2.5以上の場合はインスリン抵抗性があると考えられる
ただし、インスリン治療中の患者には用いない
HOMA-Rは、朝食抜きの空腹時の採血だけで、簡単にインスリン抵抗性がわかるので、非常に便利だ。
ただし、あまり血糖値が高いと計算式がずれてくるので、空腹時の血糖値が140以下の人が対象になる。
インスリン抵抗性があるときは、まず、肥満や脂質の改善をおこない、
インスリンが良く効く状態を作り出す必要がある。