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立元 貴

内科医・医学博士

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脈が速い、脈が遅い

2013-06-06更新
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心臓は規則正しいリズムで収縮し、全身に血液を送り出しています。

心臓が収縮することを拍動といいます。

心臓は安静時には、1分間におよそ60から100回ほど拍動します。

1分間に拍動する回数を、心拍数(または脈拍数)といいます。

 

心拍数のはかり方は、

まず、手首の親指側の付け根にある、血管がどくどくと触れるところを、指で軽く押さえて、血管の拍動を感じます。

人差し指、中指、薬指の3本の指で、血管の上からなぞるようにすると、触れやすくなります。

時計を見ながら、1分間の拍動数を数えますが、簡単には20秒測って3倍すればわかります。

 

1分間に60回未満を徐脈(じょみゃく)といい、脈が遅いという意味です。

1分間に100回以上を頻脈(ひんみゃく)といい、脈が速いという意味です。

もちろん、体を動かせば、たくさんの血液を体に送るために心拍数が増えますから、

心拍数は椅子に座って、少し落ち着いてから測る必要があります。

心臓にリズムに乱れがなければ、

心拍数が60から100の間にあれば、正常範囲ですから、心配はありません。

 

心拍数が正常範囲でも、心臓のリズムが乱れる場合は、不整脈といい、

胸がどきどきする(動悸)、脈がとぶ、ふらつき、めまい、胸痛、意識が遠くなる(失神)

などの症状があらわれます。

症状の感じ方には個人差が大きいので、不整脈がなくても異常を感じる人がいます。

しかし、「意識が遠くなる」症状は、危険な不整脈である可能性が高いので、すぐに医者の診察を受けてください。


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