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立元 貴

内科医・医学博士

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血圧は低い方がいい?

2015-11-20更新
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2015年11月9日、New England Journal of Medicineという有名誌に、

SPRINTという臨床試験の結果が報告されました。

 

SPRINT試験は、50歳以上の高血圧患者 9361人を対象に、

収縮期血圧(上の血圧)を120mmHg未満の厳格に治療した群と、

140mmHg未満を目標にした通常の治療群とで比較したところ、

厳格に治療した群で、心筋梗塞などの心血管病の発症、年間の死亡率が有意に低下していました。

簡単にいうと、より低く血圧を治療した方が、長生きをするというデータがでたのです。

 

この結果について、日本高血圧学会では、SPRINT試験は米国での研究結果であり、

すぐに日本での治療を見直すにはさらに検討する時間が必要だという見解です。

 

血圧を下げすぎてはいけない病気を抱えている患者さんもいますので、

やみくもに血圧を下げれば良いということではありません。

しかし、安全に血圧を下げることができるならば、より正常な血圧を目指した方が良いといえるでしょう。


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