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BNP、血液検査でわかる心不全

心臓は血液を体中に回すポンプの役割をしている。高血圧が続いたり、心臓の血管がつまったりすると、心臓の機能が低下して十分に働かなくなる。これを、心不全という。

心臓の機能を検査する方法には、レントゲンで心臓の大きさをみたり、超音波で心臓の動きをみる方法があるが、血液の検査で心不全の程度が分かるようになってきた。

BNP、脳性ナトリウム利尿ペプチドは、心臓の機能が低下して心不全になってくると、心臓での合成が高まり、血液中に増えてくる。

血液検査で、BNPの数値が高いと、心臓の機能が低下している証拠になる。

つまり、BNPは心不全で増加する。また、BNPの値は、心不全の重症度を反映する。

ただし、血液検査だけで心臓の機能が分かるわけではないので、他の検査と組み合わせて判定することになる。

採血で分かる簡単な検査だからといって、BNPの数値だけで心臓の機能が分かるわけではない。

しかし、血液検査である程度の見当がつくBNPは大変優れもので、治療の参考になる検査だ。


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コメント

“BNP、血液検査でわかる心不全”に2件のコメント

  1. ぶす
    2012年07月12日 15:00:06

    このたび、外科病棟で、心不全の勉強会を依頼され、資料作成に奮闘しているところ、このサイトにめぐり合うことが出来ました。
    BNPについて調べさせていただきました。
     他のサイトでは、「18.4以下、18.5~39で軽度の心疾患の疑いがあり、40~99で心疾患疑い、100以上では心不全の疑い…」と書かれている物もありましたが、これも間違いではないのでしょうか?
     臨床で数年働いてきましたが、基礎に戻り、人に説明するということがこんなにも難しいのか、と痛感しております。
    今後とも、いろいろと参考にさせていただきたいと思っております。

  2. 医知場
    2012年07月12日 17:26:12

    ぶすさん、(ぶすではないと思いますが)、
    コメントありがとうございます。

    慢性心不全治療ガイドライン
    http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2010_matsuzaki_h.pdf
    では、100超で心不全を疑い、
    さらに、心エコーなどの検査を行うように記載されています。

    こちらこそ、また、教えてください。

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