医知場トップページ
医知場あいさつ
医知場とは
医知場ご利用方法
医知場プライバシーポリシー

医知場先生

医知場先生

立元 貴

内科医・医学博士

最新記事
カレンダー
2015年9月
« 8月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
医療と医学がわかる情報サイト医知場

■ 医療と医学もっと身近に!! 以下のカテゴリーよりお入り下さい。

記事の詳細

BNP、血液検査でわかる心不全

2011-01-19更新
Print Friendly

心臓は血液を体中に回すポンプの役割をしている。高血圧が続いたり、心臓の血管がつまったりすると、心臓の機能が低下して十分に働かなくなる。これを、心不全という。

心臓の機能を検査する方法には、レントゲンで心臓の大きさをみたり、超音波で心臓の動きをみる方法があるが、血液の検査で心不全の程度が分かるようになってきた。

BNP、脳性ナトリウム利尿ペプチドは、心臓の機能が低下して心不全になってくると、心臓での合成が高まり、血液中に増えてくる。

血液検査で、BNPの数値が高いと、心臓の機能が低下している証拠になる。

つまり、BNPは心不全で増加する。また、BNPの値は、心不全の重症度を反映する。

ただし、血液検査だけで心臓の機能が分かるわけではないので、他の検査と組み合わせて判定することになる。

採血で分かる簡単な検査だからといって、BNPの数値だけで心臓の機能が分かるわけではない。

しかし、血液検査である程度の見当がつくBNPは大変優れもので、治療の参考になる検査だ。



コメント6件

  • ぶす | 2012.07.12 15:00

    このたび、外科病棟で、心不全の勉強会を依頼され、資料作成に奮闘しているところ、このサイトにめぐり合うことが出来ました。
    BNPについて調べさせていただきました。
     他のサイトでは、「18.4以下、18.5~39で軽度の心疾患の疑いがあり、40~99で心疾患疑い、100以上では心不全の疑い…」と書かれている物もありましたが、これも間違いではないのでしょうか?
     臨床で数年働いてきましたが、基礎に戻り、人に説明するということがこんなにも難しいのか、と痛感しております。
    今後とも、いろいろと参考にさせていただきたいと思っております。

  • 医知場 | 2012.07.12 17:26

    ぶすさん、(ぶすではないと思いますが)、
    コメントありがとうございます。

    慢性心不全治療ガイドライン
    http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2010_matsuzaki_h.pdf
    では、100超で心不全を疑い、
    さらに、心エコーなどの検査を行うように記載されています。

    こちらこそ、また、教えてください。

  • 池田和浩 | 2015.01.20 17:35

    86歳の女性の方ですが、昨日定期受診で血液検査をされご本人がデーターをもらってきており、見てくださいと言われ
    データーを確認したところ、BNPが595.1の値でした。
    主治医からは何もコメントはなかったそうですが、このまま放置してても大丈夫でしょうか?一人暮らしで脳梗塞の後遺症で
    で左麻痺のある方です。非常に心配なんですが、、、

  • 医知場 | 2015.01.21 8:32

    コメントありがとうございます。
    BNPが500を超えていますので、定期的な血液検査は必要と思います。
    高齢ですので、心機能の低下は、ある程度仕方ないとところですが、
    今後、息切れ、息苦しい、むくみなどの症状がでれば、
    心不全を疑い、さらに、心エコー検査などが必要と思います。

    まずは、BNPのフォローアップで、数値が上昇しないかを確認することですが、
    おそらく、主治医は、その方針で経過をみているのだと考えます。

  • ナカニシ タロウ | 2015.08.21 20:49

    突然失礼します。81歳の母が股関節手術前検査でBNP値1700となり、来週紹介された専門医を受診します。それまで日常生活で気をつけることはありますか?すぐにでも入院した方がいいレベルかと思いましたが・・・程度が想像もつかず、ただ心配している状態です。

  • 医知場 | 2015.08.22 13:23

    ナカニシさん、コメントありがとうございます。
    確かに、BNP値が高いので心臓の機能は、ある程度、低下しています。
    しかし、心臓の機能は、BNPの値だけ判断できるものではありません。
    あくまでも、参考値です。
    手術や麻酔に耐えうる心機能かどうかを、エコー検査などで、より正確に判定します。

    今まで、日常生活が送れていたのですから、あわてて、入院する必要はないと思います。
    まず、専門医の診察をお待ちください。

    日常生活に制限をかける必要はありませんが、疲れを残さないように、
    疲れを感じたら、ゆっくりしてください。
    暑い日中に出歩くのは、控えましょう。
    血圧が高いようでした、ご自宅で、朝起きたときの血圧を測り、
    先生に教えてあげてください。
    いずれにせよ、あわてる必要はありませんので、
    落ち着いて、先生の判断を待ってください。

    こうした質問は、医知場をご覧の皆さんにお知らせしたいので、
    次回は、ぜひ、Q&Aコーナーをご利用ください。

皆様のコメントをお寄せ下さい♪




コメント内容