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立元 貴

内科医・医学博士

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治る認知症、水頭症

2012-06-14更新
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高齢になると、記憶力が低下して、ボケがでてくる。

しかし、単なる認知症と思われているケースの中に、

実は、手術で良くなる認知症が隠れていることがある。

そのひとつが、「水頭症」である。

原因はよくわからず、脳圧が正常なので、

特発性正常圧水頭症(iNPH)というのが、正式な病名である。

 

症状がゆっくり進行し、高齢者によくある認知症との区別が難しいために、見過ごされることも多い。

 

脳の周りは、脳脊髄液(髄液)という液体が、潤滑油のように浸している。

髄液は、脳室という脳の隙間で、1日に500mlほどが作られ、吸収されているが、その循環が滞るのが、水頭症である。

 

歩行障害、認知障害(痴呆)、排尿障害が3大症状。

 

歩行障害は、

歩幅が小さく、足が上がりにくくなり、足を開いて歩くために、ゆっくりで不安定な歩行になる。

 

認知障害は、

注意力、思考速度・反応速度・作業速度の低下、記憶障害が認められる。

 

排尿障害は、

尿意切迫、尿失禁がある。

 

CT、MRIなどの画像検査で脳室が拡大して見える。

しかし、アルツハイマー病でも脳の萎縮により脳室が拡大してみえることがある

 

腰椎穿刺で脳脊髄液を少量排出し、歩行や認知の改善効果をみる、タップテストは、診断に有用である。

 

治療は、細いチューブを脳室などに埋め込んで、髄液を逃がす手術(シャント術)が行われている。


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