病気や事故で、いったん低下した体の機能を回復する訓練を、リハビリテーションといいます。
リハビリテーションには、多くのプロが関わっています。
いろいろな職種があり、わかりにくいのですが、紹介させてください。
理学療法士はPT(Physical Therapist)といわれ、
麻痺したり、筋力が落ちている手足を動かすための訓練を行います。
作業療法士はOT(Occupational Therapist)といわれ、
トイレや入浴などの日常生活のための訓練を行います。
言語聴覚士はST(Speech-Language-Hearing Therapist)といわれ、
食べる機能、話す機能の訓練を行います。
最近、よくお世話になっているのがPTさんです。
高齢になり、飲みこむ機能が落ちてくると、食べ物を肺に誤嚥して、誤嚥性肺炎を起こします。
食べる機能が回復しないと、何度も肺炎を繰り返し、ときに、致命的になることがあります。
食べて、飲みこむ、この基本的な動作は、生活する上で最も重要な機能のひとつで、
嚥下の回復は、病院から家に戻るための鍵を握っています。
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