勤務医は病んでいる

日本医師会が2009年に行った勤務医へのアンケート結果によると、

勤務医の12人に1人が「うつ状態」、50人に1人が「うつ病」。

患者や患者家族との関係や、訴訟におびえる日々のストレスが、勤務医の健康をむしばんでいる。

80%以上の勤務医から「健康支援のために必要」と回答があったものは、

・医師が必要な休日(少なくとも週1日)と年次有給休暇が取れるようにする。

・医師が必要な休憩時間、仮眠時間を取れる体制を整える。

・医療事故に関する訴えがあった際には必ず組織的に対応し、関係者が参加して、医師個人の責任に固執しない再発防止策を進める。

・記録や書類作成の簡素化、診療補助者の導入等をすすめ、医師が診療に専念できるようにする。

・院内で発生する患者、利用者による暴言、暴力の防止対策を進める。

・女性医師が働き続けられるように産休、育休の保障や、代替医師を確保し、時短勤務制度の導入、妊娠、育児中の勤務軽減、育休明けの研修等を充実させる。

どれも当然の要求だと思うが、裏返して言えば、最低限の労働条件が守られていない。

労働環境としては劣悪で、時代遅れの労働管理である。

心や体を病んだ医師が、質の高い医療を提供することは不可能で、

医師の労働条件の改善は、最終的には医療の質の改善につながり、患者の利益になるはずだ。

勤務医も当然の権利として、労働条件の改善を主張する、

まっとうな労使関係を築く努力をすべきだ。

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