消費税と、病院の儲け

みなさんが、病院や診療所で料金を払うときには、消費税は払いませんよね。

これは、保険診療の料金には、消費税が課税されていないからです。

 

ここで、消費税について、もう1回、勉強しなおしましょう。

たとえば、1000円で仕入れた原料を加工して、2000円で売る店があったとすると、

店は、仕入れのときに5%、つまり、50円を仕入れに支払います。

2000円で買った消費者は、その5%、100円を店に支払います。

店は、客から受け取った税から、仕入れで払った税を差し引いて、納税します。

つまり、100−50=50円が、店が消費税として納税する金額になります。

 

病院や診療所などの医療機関は、消費税が非課税になっていますので、

診療費が2000円なら、そのままが請求額になり、税金の上乗せはありません。

例外として、保険診療以外の診療をしたときは、消費税がかかります。

たとえば、予防接種や健康診断、差額ベッド代などは、課税対象です。

 

しかし、薬品や医療材料などの仕入れには、医療機関は消費税を支払っていますので、

支払いっぱなしで回収できないということになります。

 

今後、消費税が増えれば、その分の負担を医療機関も背負うことになります。

ただし、医療費は国が決めた公定価格なので、増税にあわせて上げることもできず、

ただでさえ赤字の多い医療機関の収入が、さらに圧迫されるのではないかと、

零細な病院や診療所はおびえています。

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