緩和ケア講習会

先週の土日は、2日間、たっぷりと医師向けの緩和ケアの講習会を受けてきました。

緩和ケアとは、治る見込みのない患者さんの、体と心の苦痛を和らげるために治療です。

WHOの定義では、

緩和ケアとは、生命を脅かす病に関連する問題に直面している患者と家族の痛み、その他の身体的、心理社会的、スプリチュアルな問題を早期に同定し、適切に評価し対応することを通して、苦痛を予防し緩和することにより、患者と家族のQuality of Lifeを改善する取り組みである。

難しいですが、死に直面した患者さんとご家族の苦痛を、いかに緩和するか、ということです。

たとえば、癌が進行すると、

痛み、吐き気、息苦しさなど、患者さんを苦しめる症状がでてきます。

もちろん、精神的な苦痛も抱えています。

こうした苦痛を、薬や精神科的なアプローチによって、医師だけでなく、看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーなどの、あらゆるリソースを使って、和らげることが、緩和ケアだと考えています。

病気の進行によっておきてくる心身の苦痛は、癌だけに限りません。

だから、すべての医療スタッフが、緩和ケアについての知識を身につけるべきだと感じています。

緩和ケアに、たくさんのスタッフが必要ですし、そのために費用もかける必要があるのですが、今の医療財政で十分に負担されているとは思えません。

高齢化社会とは、たくさんの人が死ぬ時代なのですが、安らかに死ぬためにも医療費は必要なのです。

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