肺を強くする息のしかた

口すぼめ

喫煙を続けていると、肺が慢性的に炎症を起こして、酸素の取り込みが悪くなり、息切れが起きるようになります。COPD(慢性閉塞性肺疾患)といい、肺の生活習慣病です。放置するとゆっくりと肺の機能が低下し、日常生活に支障をきたすようになります。

COPDの治療の基本は、禁煙です。さらに、低下した肺の機能を回復させるには、適度な運動が必要です。このとき、口すぼめ呼吸という呼吸法を行うと、効果的です。

口すぼめ呼吸のやり方

  1. 吸気は鼻から行い、唇を軽く閉じてゆっくりと息を吐く
  2. 呼気は吸気の2倍の時間をかけて息を吐くようにし、徐々に呼気を延長する
  3. 呼吸数は20回/min以下を目標に、徐々に呼吸数を少なくする

息を吐ききったまま、がまんすると、いきみになってしまうので、いけません。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

2018年9月18日

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です