新型インフルエンザはなぜ新型なのか

インフルエンザウイルスは、A、B、C型の3つに大きく分類されます。

A型インフルエンザウイルスは粒子の表面にあるヘマグルチニン(HA)とノイラミニダーゼと(NA)いうタンパク質の構造によって、16種類のHA (H1-H16) と9種類のNA (N1-N9) の組み合わせによってさらに細分されます。

新型のインフルエンザウイルスは、H5とN1の組み合わせをもつH5N1ウイルスです。

H5をもつウイルスはかつて人類に流行したことがないので、ヒトにはこのウイルスに対する抵抗力(免疫)が全くありません。ですから、このウイルスがヒトに流行り始めると、爆発的な流行を起こす可能性があります。

そもそも、インフルエンザウイルスは、カモなどの渡り鳥が起源といわれています。一般には、鳥のインフルエンザウイルスは鳥にしか感染しません。これは、ウイルスが細胞にくっつく鍵(レセプター)が動物によって違うためです。

鳥インフルエンザウイルスはまれにヒトに感染することがありますが、さらにヒトからヒトへ感染するためにはウイルス遺伝子の変異が必要になります。

現在は、ヒトからヒトへ感染する新型インフルエンザウイルスは確認されていませんが、一旦ウイルスに変異がおこると、私たちはかつてないウイルスの脅威にさらされることになります。

写真なし

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です