妊娠と高血圧

妊娠中の高血圧も、収縮期140mmHg、拡張期90mmHg以上では薬物療法を行います(高血圧治療ガイドライン2004)。しかし、胎児への影響がある薬は使えないため、治療薬の選択については注意が必要です。
利尿薬は胎盤の血流が低下するため、用いない方が安全です。
アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)とACE阻害薬は、胎児の成長障害や腎不全などの報告があり、用いるべきではありません。
Ca拮抗薬は、欧米では使用が認められていますが、日本では安全性が確立されていません。
妊娠中に使われるおもな降圧薬は、( )内は商品名
メチルドパ(アルドメット)、ヒドララジン(アプレゾリン)、ラベタロール(トランデート)などが、安全性の十分に確認されたくすりです。
授乳に関しては、ほとんどの薬が乳汁に分泌されるので、授乳を優先するか、高血圧の治療を優先するかを主治医と相談しながら決めてください。

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2 件のコメント

  • 妊娠期の管理には慎重な配慮が必要ですが、なかなか意識が低いのが現状のようです。sionoiriさん、またいろりろな情報を教えてください。コメントありがとうございました。

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