医者のインセンティブ

インセンティブとは、経済用語で「人がある行動をおこすための動機になるもの」という意味です。
たとえば、プロ野球選手が打率3割、ホームラン30本で2億円もらうという契約は、選手のやる気を起こすためのインセンティブです。サラリーマンが、売り上げの目標額をこえたら100万円といわれれば必死で営業をするでしょう。
では、医者にとってのインセンティブとは何でしょうか。
たぶん、お金ではない。
金を稼ぐのが目的なら、外資系の証券会社にでもいけばいい。国立大の医学部に入れるぐらいの学力があれば、仕事の選択肢はいくらでもあったはずです。それでも医者を選んだのは、医者という職業が社会に貢献できる重要な仕事であるという思いがあったはずです。
医者だけに限らず、看護師、薬剤師、検査技師、、、医療に携わる人間には金だけではないインセンティブがあるのです。
質の高い医療をしたい-私たちがもつ共通のインセンティブを、経営者は理解できない。収益を増やすことを価値観として押しつけても、医者は心から働くことはないのです。

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