タミフルが使えない10代へ

インフルエンザの特効薬として、今年の冬も山ほどタミフルを使った。私は小児科ではないので数は多くはないが、10代の患者さんにも使った。
今日、厚生労働省は、10代のインフルエンザの患者にタミフルを投与することを原則的に禁止した。これは、タミフルを内服した後に異常行動をおこした例に10代の患者が多かったからだ。
インフルエンザという病気そのもので異常行動がおきる可能性があるので、タミフルとの因果関係ははっきりしない。なぜ10代に多いかはもっと曖昧だ。しかし、この薬が使えないとなれば、10代の選ぶ道は二つ。インフルエンザにかからないようにするか、かかっても耐え抜くか。
インフルエンザワクチンを打って予防するのが賢い選択だと思うが、このワクチンは自費負担で4千円ぐらいとかなり高い。国もインフルエンザの薬を禁止するなら、補助金をだして安くたくさんの10代にワクチンが打てるようにして欲しいと思う。
閉じこめられた寒い教室でインフルエンザを蔓延させては、毎年学級閉鎖を繰り返す。ちと脳のない先進国ではなかろうか。

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