頻尿と間質性膀胱炎

内科の外来に通院中の患者さんがひどい頻尿を訴えていた。尿検査では異常はなかったので、頻尿の改善薬を投与して経過をみていた。その患者さんが別の病院の泌尿器科で徹底的に検査したら「間質性膀胱炎」と診断されたらしい。間質性膀胱炎?内科医の私には、あまり聞き慣れない病名だった。

調べてみると、

間質性膀胱炎は、膀胱が線維化をおこし(硬くなり)、膀胱の容量が減って尿をしっかりためることができずに、尿の回数が増えたり、尿がたまると痛んだりする病気です。通常の治療に反応しないため、心因性の頻尿と診断されてしまうこともあります。

中高年の女性に多く、発生頻度は女性10000人に2人、男性の10倍以上といわれています。原因は不明ですが、アレルギー疾患、自己免疫疾患などに合併することがあります。

診断には、膀胱鏡検査で膀胱を水で充満させたときにみられる特徴的な点状の粘膜下出血と、組織検査によって行われます。
現在のところ、確立された治療法はありません。
膀胱を水圧で拡張したり、膀胱内に薬を注入したりする方法があります。

内科の外来をしていると、反省と教訓の繰り返しです。
大変勉強になりました。

 

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