パーキンソン病と認知症

パーキンソン病と認知症がよく合併することが知られている。

これは、パーキンソン病に認知症がでるのか、認知症にパーキンソン病がでるのか、区別が難しい。

パーキンソン病の症状がでる認知症を、レビー小体型認知症といい、聞きなれない病名と思うが、実は意外に患者数が多い。アルツハイマー型、脳血管型の次いで、3番目に多く、全体の約20%といわれている。

レビー小体型認知症は、手のふるえや、体の動きが悪くなるなどのパーキンソン病の症状のほかに、かなりリアルな幻視(かばんの中に犬がいる、絨毯の中に虫がいるなど)を認めることがよくある。

パーキンソン病の薬の副作用で、幻視の症状がでることがあるので、これとも見分けがつきにくい。

パーキンソン病も、認知症も、進行すると寝たきりの状態になるので、進行した患者さんを見ても、どちらが先かはわからない。

病気の原因を調べていくと、パーキンソン病とレビー小体型認知症は、そもそも、レビー小体という沈着物が神経のどのあたりに溜まるかの違いだけで、病気としては同じものという考えもある。

認知症の治す薬は、まだ、ない。パーキンソン病と診断されている中には、実は、レビー小体型認知症が紛れている。

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