介護ビジネスと若者の未来

介護施設に行くと、20代の若い人たちがたくさん働いている。

介護が好きで働く人もいれば、他に仕事がなくて働く人もいる。

高齢化がすすみ、人口が減る日本で、需要が増えるビジネスは、医療と介護のほかにない。不景気が続く日本で、特別の資格がない若者の働き口は限られている。

いまの高齢者は、貯蓄も年金もあり、恵まれた世代だ。

先日、介護付きマンションを見学する機会があったが、金さえ出せば、若い人たちが満面の笑顔でかしずいてくれる。

介護される高齢者は明らかに金持ちで、介護するのは、他の業種と比べても圧倒的に安い給料で働いている貧乏な若者だ。

しかし、今の若い世代に十分な所得がなければ、恵まれた高齢者の世代が終わり、若い世代が介護される側になる頃には、介護サービスを受ける金がない。

高齢者から若者へ所得を移転することは、次の世代へつながる社会のエンジンだから、高齢者が介護サービスに払う金を、若い世代の給与として確保することが重要だ。

介護で商売をする会社に搾取されれば、格差は開くばかりで、内需を生み出す高齢者を争奪する、じり貧の社会が待っている。

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