がんのバイオマーカー

学会で久しぶりに京都にきている。

修学旅行シーズンらしく、街には学生の姿をよく見かけ、二条城の駐車場は大型バスで満杯であった。ホテルも観光客で一杯、外国人さんも大勢宿泊しているようだ。

学会では癌の勉強をさせてもらっている。

新しい抗がん剤がどんどん発売されているが、新しい薬は高いし、副作用もある。それでも、少しでも効果があれば、お金はかかっても、副作用を我慢しても治療をしたいというのが患者さんの気持ちだろう。

最近では、抗がん剤が効く人、効かない人を事前に振り分けるために、がんの組織に特定の遺伝子の変化があるかどうかを検査する方法が進歩してきた。

これを、がんのバイオマーカーという。

バイオマーカーは、検査方法がまだまだ一般的に普及している段階ではないが、無駄な治療をせず、副作用や経済的に患者さんを苦しめることがないように、治療を選別するための重要な検査だ。

今後、さらに研究がすすむと思うが、バイオマーカーによって適切な治療が選ばれれば、効果のない、高価な抗がん剤が無駄に使われずにすむので、国全体としての医療費の節約にもつながる。

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