医療の質、会社の質

医療の質を評価するキーワードは、透明性と説明責任だと言われている。

透明性とは、医療行為の中身を隠さずに明らかにして、医療者側の判断で勝手な診療を行わないこと。

説明責任とは、医療行為の中身を、きちんと理解できるまでわかりやすく説明すること。

医療で、透明性と説明責任が重要なのは、患者と医療者の間で、情報の非対称性があるからだ。

患者当人の病気の状態について、医療者側が圧倒的に知っていることが多いので、治療行為の判断の主体が医療者側に偏ってしまう。

つまり、医療者の方が病気のことをよく知っているので、知識のない患者側には正確な判断ができず、医者側の勝手な判断で治療を行うことができる状況にある。

だから、医療の内容を包み隠さず、わかりやすく説明することが求められている。

これは、何も病院だけに限ったことではない。

たとえば、東京電力の一連の原発事故の説明を聞いていると、いったい、誰に説明しようとしているのか、疑問に思う。

会社の存亡に関わる、一世一代のプレゼンだ。

イラストや表をしっかり準備して、一般の素人にもわかりやすい説明をして欲しい。

黒板に手書きでは、あんまりだろう。

全体の中で、今、行われていることはどういう意味があるのか。

何を目的としているのか。

ゴールは何なのか。

相手を納得させるプレゼンをして欲しい。

透明性も説明責任も感じない。

それでは、信頼関係を築くのは難しい。

 

 

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