最後にわが家から持ちだすもの

あと一度きり、自分の家に帰ることができたとき、

いったい、何を持ちだすだろう。

ポリ袋ひとつに入るだけ。

通帳と印鑑。

家族の写真やビデオテープ。

着替えの服を少しだけ。

それで、袋はもういっぱい。

そのとき、自分に、

新しい生活を切り開く力は残っているのだろうか。

平凡な毎日は、不確実な幸運の上にあることを感じる。

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