2錠が1錠になると、うれしい

最近、2つの薬の成分が、1つになった薬がたくさん発売されている。これを、配合錠といい、2錠の成分が1錠になっている。

製薬会社としても、別々の会社に分かれていた分が、自分のところの取り分になるので、顧客の囲い込みに都合がいい。

今、一番でているのは、2種類の血圧の薬が、1錠になったものが多い。

中くらい以上の高血圧の方や、糖尿病や腎臓病などの合併症がある方には、臓器を保護する成分と血管を広げる成分を組み合わせて使うことが多いので、2種類以上の血圧の薬をよく使っている。

もともと、いくつも薬を飲んでいる人が多いので、配合錠に変えて、1錠減ったところで、たいしたことはないだろうと思っていた。

しかし、配合錠に変えて、1錠減ると、喜んでくれる人が多いことにびっくりしている。

できるだけ、薬は飲みたくない、1錠でも減らしたいというのが、人情なのだ。

これから、コレステロールと糖尿病とか、血圧と血液さらさらの薬とか、いろいろな組み合わせの配合錠が登場してくるので、ますます便利になりそうだ。

ただし、1錠にしてしまうと、ひとつひとつの成分を微妙に調整することが難しくなるので、さじ加減が必要な患者さんには配合剤を使えないこともある。

1つの薬に、コレステロールから血圧、糖尿病、痛風まで1つになった薬が登場するかも知れないが、大きすぎで割らないと飲めないと、困る。

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