ピオグリタゾン(商品名 アクトス)と膀胱がんについて

ピオグリタゾン(商品名 アクトス)、および配合剤(商品名 メタクト、ソニアス)は、フランス国内の調査で、膀胱がんの発生を増やす可能性が報告されました。

これによって、フランスでは使用中止、ドイツでは新規患者への処方を中止しています。

平成23615日、米国食品医薬品庁 FDAは、米国での調査に基づき、現時点での見解を発表しました。

  1. ピオグリタゾン(商品名 アクトスおよび、その配合薬)の服用によって、膀胱がんになる可能性が上昇するかも知れません。
    (原文 There may be an increased chance of having bladder cancer when you take pioglitazone.)
  2. 膀胱がんの治療を受けている場合は、ピオグリタゾンは服用しないでください。
  3. 膀胱がんを疑わせる症状(尿が赤くなった、急な尿意や排尿痛、背部痛あるいは下腹部痛)がみられたときは、すぐに医師に連絡してください。

現在、膀胱がんの治療を受けている方には、使用しない。膀胱がんの既往がある方には、慎重に投与する。というのが、FDAの見解です。

もちろん、ピオグリタゾンは、血糖を下げる薬としての効果が世界で証明されています。

アメリカでは、20101月から10月までの230万人の方が処方を受けている薬です。

ピオグリタゾンを内服されている方は、ご自身の判断で勝手に薬を中止したりせず、主治医の先生と相談してください。

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