タバコを吸うと、骨がもろくなる

COPDは、慢性閉塞性肺疾患の略で、

肺が慢性的な炎症をおこして空気の流れが悪くなり、十分な酸素の取り込みが難しくなる病気です。

咳や痰、息切れが主な症状で、40歳以上のタバコを吸う人に多い病気です。

慢性閉塞性肺疾患は、いかにも、病気の名前が難しいので、

COPDという英語の略語を使っていますが、これも馴染みが薄いので、

肺粗しょう症という言葉もありますが、これもわかりにくいですね。

タバコで、だんだん、肺がもろくなって壊れていくというイメージには近い言葉です。

 

実は、このCOPDは、非常に多い病気なんです。

日本では、40歳以上の9%ほど、500万人以上の患者がいると推測されています。

COPDは、日本人の死因の第10位で、とくに高齢者の割合が増加しています。

COPDは、いろいろな病気を合併症として引き起こしますが、有名なものは、肺癌です。

COPD 患者は、20%以上が肺癌で死亡しています。

 

そのほかにも、骨粗しょう症の危険因子であることは、意外と知られていません。

COPDが重症になるほど、骨がもろくなり、骨折のリスクが高くなります。

骨粗しょう症は、女性の多い病気ですが、

COPDによる骨粗しょう症は、男性にも多く見られ、

胸椎の椎体骨折(背骨の骨折)が多いという特徴があります。

 

<参考>

生活習慣病骨折リスクに関する診療ガイド 日本骨粗鬆学会 2011

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