薬の効かないマイコプラズマ肺炎が増えています

最近、マイコプラズマ肺炎が流行しています。

マイコプラズマは、細菌ではなく、通常の痰の培養検査ではわからないので、診断を確定させるのが難しい病気です。

咳がひどいのに全身状態が比較的良く、胸部レントゲンをとると、肺炎が進んでいることがあります。

マイコプラズマは、一般の肺炎に使うペニシリン系の抗生剤が効かず、マクロライド系の抗生剤を使うことが多いのですが、

今、流行しているマイコプラズマ肺炎は、マクロライド系の抗生剤に耐性のある菌が増えています。

おそらく、マイコプラズマだろうと思って処方した抗生剤が、実は効いていないということがあります。

薬の効かないマイコプラズマが増えている原因としては、安易に抗生剤を使い、

しかも、必要以上に長期に使ってしまうので、耐性菌を作ってしまうのです。

抗生剤を使う際には、最小限の期間にとどめるべきですし、患者さんも必要以上に薬を欲しがらないようにしましょう。

心配だから、1週間分ください。

という方がたくさんいますが、

医者が3日で十分といえば、それで十分です。

不必要な抗生剤の連用は、耐性菌を増やし、結果的には耐性菌が流行することで、

さらに強い薬を使わなくてはいけないというイタチごっこになってしまいます。

 

さらにくわしいマイコプラズマ肺炎の話は
こちらから、どうぞ >> 医知場 「マイコプラズマ肺炎」

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3 件のコメント

  • 54歳女性です。初めて喘息と診断されそれからマイコプラズマ肺炎を起こし合併症といわれて入院し10間ベニシリンと痰が出るのをしました。痰が出る点滴はまだ朝から夕としています。白血球の数値は正常に戻り薬も少しずつ減らすと先生から言われました。今日からは痰の出る点滴を朝一本になります。これからは喘息の治療をするとの事です。今月に14日に入院しています。
    様子を見て調子が良ければ来週中に退院してもかまわないと言われましたが起きている間ずーと
    唾液の中にどろっとした液体が泉のように出てきます。
    食べ物が入るとどっと流れ出ますが大丈夫でしょうか教えて下さい。

    • 西分さん、コメントありがとうございます。
      ご入院での治療、大変ですね。

      喘息にマイコプラズマ肺炎が合併したのか、
      マイコプラズマによって喘息症状が起きているのかは、
      はっきりしないのですが、
      病状をお聞きする限り、肺炎は快方に向かっているようですね。
      おそらく、唾液のなかの粘液状のものは、点滴によって溶かしだされている痰で、薬が減るにつれて減少していくと思います。

      気になる症状が続くようでしたら、遠慮なく、主治医にご相談ください。
      きっと、答えてくれるはずです。

      それから、医知場のサイトでは、みなさまからの質問に答えるコーナーを作りましたので、
      こうした質問も、サイト右上のQ&Aをクリックして質問することもできるようになりましたので、次の機会に使ってみてください。

  • マイコプラズマ肺炎の合併症でステドイロ点滴を朝夕10間した後泉のように唾液の中に粘りのある液体がずーと溢れる原因

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