胃がんの予防

日本では、年間12万人が胃がんにかかり、5万人が死亡している。

男性は女性の約2倍かかりやすい。

74歳までに日本人男性の6%が胃がんになり、1.8%が死亡する。

女性では、74歳までに2.3%が胃がんになり、0.7%が死亡する。

これが、生涯となると、男性の10.9%が胃がんになり、5.5%が死亡する。

女性では、生涯で5.5%がかかり、2.0%が死亡する。

 

米国人は胃がんになりにくく、日本人の10分の1の頻度である。

日本国内では、秋田、山形、新潟などの東北の日本海側に多く、九州、沖縄では少ない。その差は3倍ほどになる。

米国に移住した日本人は、胃がんにかかる割合が低くなる。

これは、遺伝的に日本人に胃がんが多いのではなく、生活習慣が関係しているからだ。

 

胃がんになりやすいリスクとして間違いないのは、ピロリ菌感染と、喫煙だ。

もちろん、ピロリ菌の感染者のごく一部が胃がんになるのだが、ピロリ菌の感染で胃がんが発生することは常識となっている。

また、喫煙者は非喫煙者の1.6倍、胃がんになりやすい。

 

ピロリ菌の感染を抑えることが、胃がんの予防につながるのは確実と考えられている。とくに、若い人では、除菌による予防効果が高くなる。

では、どういう人を対象に、予防のためのピロリ菌除菌をすればいいのかという答えはまだでていない。

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