胆石・胆のう炎

胆のうは、肝臓で作られる胆汁という消化液を一時的に蓄えて、

食事が入ると、十二指腸に胆汁を排出します。

スポイトのような形で、頭のところが胆のう、先端が胆管というイメージです。

胆汁の成分が析出すると、胆のうや胆管に石のような固まりを作ります。

いわゆる、胆石です。

胆石の8割は、無症状のままで、とくに処置をする必要はありません。

 

胆汁は絶えず作られ、胆のうからは胆管を通して、十二指腸に流れていきます。

胆石で、胆のうから十二指腸までの流れがつまってしまうと、

胆のうに胆汁がどんどんたまって、胆のうが腫れてしまい、強い痛みが起こります。

これが、胆石発作です。

 

時代劇で、女性が、「持病のさし込みが、、、」とうずくまっているのは、胆石発作だったと思われます。

最近、あまり、時代劇はみかけませんが。

 

典型的な胆石発作は、食後や夜間、右の肋骨の下の方からみぞうちにかけて、

きりきりと刺すような痛みが、30分から2時間ほど続きます。

背中や右の肩へ痛みが広がったり、吐き気を伴うこともあります。

さらに、発熱や皮膚が黄色くなる黄疸が加わると、

細菌感染を起こして急性胆嚢炎になっている、重症化のサインです。

 

最も簡単で情報の多い検査が、腹部エコー検査です。

エコー検査では、胆石の大きさ、場所、炎症の状態などをチェックします。

 

無症状の場合は、経過観察だけで十分です。

しかし、胆石発作を繰り返す場合は、胆のうを摘出する手術が必要になります。

胆のうや胆管に細菌感染が起こると、きわめて重症化することがあり、緊急手術が必要になることもあります。

 

胆石は、毎年50万人の新規症例がみつかるほどの、よくある病気ですが、

痛みや発熱など、症状があるときは、すぐに医師の診察を受けてください。

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