老いては妻に従え

1月4日の日本経済新聞 電子版に、作家の三田誠広氏の「定年退職後、妻に嫌われない方法」が掲載されていた。

夫が定年退職した後に、「主人在宅ストレス症候群」になる妻が多いらしい。

仕事がなくなった夫が、家から一歩も出なくなり、妻の生活リズムが狂ってくるのだ。

10年、20年と、夫が希望もなくぼーっとしていると思うと、妻はストレスに耐えられなくなる。

三田氏は、そういう夫を、「未来のない粗大ごみ」、「産業廃棄物」と呼んでいる。

会社で働いて出世することにしか人生の希望がないサラリーマンが、定年になると、会社から家庭に粗大ごみのように捨てられる。

妻は、心の奥底では夫に感謝していても、朝からパジャマのままテレビの前でぼーっとし、昼になったらメシの支度をさせる夫に、不快感がわいてしまう。

 

ここからは、私の意見。

妻に嫌われないこと、これは男の後半の人生で、すごく重要なことなのです。

私は仕事がら、高齢な男性の入院生活を観察する機会が多いのですが、

その経験から、男は妻を敵に回しては、ぜったいダメだと断言します。

 

夫は、妻が自分に仕えてくれていると勘違いしているのですが、妻は傍若無人な夫に辟易し、我慢しているものです。

そんな夫が寝たきりになったり、最期のときが近づいたときに、妻は恐ろしいほどの復讐にでることがあります。

早々に夫の見舞いを切り上げ、まったく病院に寄りつかなくなったりします。

妻に嫌われた夫の最期は、寂しいのです。

 

さあ、妻に優しくしましょう。

妻に嫌われないこと。

男が幸せな老後を過ごすキーワードです。

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2 件のコメント

  • 医知場先生こんにちは。いつも楽しみに拝見させて頂いております。確かに70歳代から80歳代のご夫婦の関係はそう言える方々が多いですね。やはり、女性平均寿命は男性より長い。しかし、夫を介護して見送った妻のその後の生活にまで、夫は気が回らない。自分の闘病で精一杯になり思考脳力も衰え、妻へ介護に感謝する事はあっても、自分が逝った後、妻に介護が必要になった場合の域にまで考えが及ばないという現実も又存在している。老いたら妻に従え。そして夫が死んだら、妻は子供に従え。もしくは、嫁に従え。こういう現実を垣間見ていると辛いものがある。夫を介護しながら妻は子供や嫁との関係も上手くいくように努力していく必要性が出てくる。これでは、首が回らない。妻の負担は夫が思うより大きくて過酷なのである。しかし、女性の視点での朗報を先日ネット記事で発見。お一人様老後は、ストレスが一番少ないという。お一人様老後とは、既婚者でも未婚者でも、子供が居ても居なくても、子供の性別にも関係なく、定年後は独立して生活する。たとえ、夫婦であっても、お互い自分のペースで生活するので、妻が夫の食事を作る必要もなく、それぞれが好きな時間に好きなものを作るか調達する、洗濯掃除も別々、趣味時間や友人との楽しい時間をそれぞれが作り過ごす。但し、これはお互いが元気に動ける間だけの期限付き。こういう時間を過ごせば、恐らく夫婦であれば早い時期から、自分の将来、相手の将来に想いを馳せることができるのではないかと感じた。最終的には、お一人残された方で、子供に迷惑をかけたくないと老健施設に入られる方は多いが.これも先立つ物が無ければ叶わない厳しい現実がある。今後、年金は更に削られあてには出来ないだろう。出来れば、ピンピンコロリと逝きたいものです。

    • womanさん、コメントありがとうございます。
      ピンピンコロリで逝ける方は、たいがい、足腰が強く、食欲があり、
      最後まで生きることに貪欲な方が多いような気がします。

      体に気をつけながら、今を楽しく生きる。

      年金のこと、家族のこと、不安なことはたくさんありますが、
      今を生きていく、死ぬまで生きていく。
      そんな気持ちでいます。

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