なんちゃって7対1

病院の入院料金の基本になるのが、入院基本料です。

1日あたりの宿泊料金と考えてください。

この料金は、医師の診察料や看護師の看護料を含めたサービス全体に対する料金です。

入院基本料は、入院患者数あたりの看護師の数によって、いくつかのランクに分かれています。

もっとも料金の高い入院基本料は、患者7人に看護師1人が対応する、7対1といわれる料金です。

経営環境の厳しい中、少しでも利益を上げようと、病院はこぞって7対1の基準を満たそうとしました。

看護師の数が少ないので、病院で争奪戦が起きたものでした。

 

病院や診療所の料金は、国が2年ごとに改定します。

来年、平成26年が改定の年になります。

その目玉のひとつが増えすぎた、7対1の病院にメスを入れることです。

 

とにかく少しでも高い料金をとりたい病院のなかには、ぎりぎりで7対1の基準を満たしている病院があります。

私は、なんちゃって7対1病院と呼んでいます。(言い方が古い)

 

なんちゃって7対1病院には、

たいして重症でもなかったり、数日間の検査や、簡単な手術で入院している患者が、たくさんいます。

 

こうした患者を、7対1の基準から外してしまうと、なんちゃって7対1病院は立ちいかなくなり、基本料金を下げざるを得ません。

当然、大きな減収になり、看護師の数も減らさざるを得ません。

なかには、経営が難しくなる病院もでてくるでしょう。

 

なんちゃって7対1病院は、戦々恐々として、診療報酬の改定を見つめています。

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