がんは、大昔からあった

「がんは、昔からあったんですかね。

今、かなり増えてるみたいですけど。」

と、患者さんから質問された。

 

がんは、大昔から、人間が患っていた病気で、エジプトのミイラにもみつかっている。

ただし、そう多くは見つかっていない。

 

がんは、正常な細胞が新しくなるときに、もとどおりに複製されずに、異常な細胞になってできる。

がん細胞は、歳をとって免疫力が低下したり、細胞の複製能力が落ちてくると、できやすくなる。

 

だから、がんが増えているのは、

人間の寿命が伸びて、

がんができるまで生きられるようになったからだとも言える。

 

しかし、がんのできる原因は老化ばかりではない。

がんは、ウイルス、薬剤、放射線なども原因になり、

これらは現代人の環境に増えている。

 

だから、患者さんの質問には、こう答えようと思っている。

「がんは、大昔からあった。

人間の寿命が伸びれば、がんは増える。

さらに、私たちは、がんになりやすい環境のなかで生きている。

それで、がんになる人が増えているのです。」

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