病棟再編の秋

夏の真っ盛りに、秋の話も早いのですが。

今年(2014年)4月の、診療報酬の改定で、急性期病院の算定用件が厳しくなりました。

というと、難しくて何のことかよくわからないと思いますが、

 

病院の入院料金は、入院患者さん1人あたりに、何人の看護師さんが担当するかで、料金のランクが決まっています。

この中でも、7:1といわれる、患者7人を看護師1人が担当する体制(厳密ではないですけど)が、一番手厚く、料金も高く設定されています。

どんどん患者さんを入院させて、とっとと治療をし、どんどん退院させる。

いわゆる急性期病院の多くが、7:1の料金を設定し、そのために必要な看護師さんの数を確保してきました。

 

今年の4月の改定で、この7:1の基準が厳しくなり、

入院日数の制限だけでなく、重症の患者さんが一定の割合以上入院していることや、

自宅や施設にきちんと退院できる状態にすることなどが、盛り込まれました。

 

実は、病院にとっては、このハードルが高くて、

かなりの急性期病院がこの基準を乗り越えられないのではないかと、思われています。

 

この基準は、6ヶ月の猶予期間が終わる、この10月から本格的に適用されるので、

10月以降、7:1から振り落とされる病院がでてくるでしょう。

 

7:1の次のランクは10:1という体制ですが、そうなると、必要な看護師の数は減ることになります。

急性期病院からの方向転換を迫られるところもでてくるでしょう。

 

今年の秋は、病院にとっては悩ましい、方向転換の季節になりそうです。

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