小児喘息は、COPD(慢性閉塞性肺疾患)になりやすい

オーストラリアのグループからの論文(Thorax 2014;69:805-810)を紹介します。

6−7歳の小児喘息の患者さんを、7年ごとに、50歳になるまで、症状の質問票、肺機能検査(スパイロメトリー)を行い、経過を追った。

とくに、小児期に重症の喘息をもっている方は、将来的にCOPDになるリスクがきわめて高いことがわかった。

COPDの危険因子である喫煙をしない場合でも、この傾向は変わらなかった。

小児喘息のなかでも、発作の頻度が低い患者さんは、COPDになるリスクは健康者と比較して、増加していなかった。

3歳までの発病して10歳まで症状が続き、

胸郭の変形がある、

肺機能検査で呼吸機能の著しく低い

などの重症の小児喘息では、将来のCOPDの発病を考慮して、慎重に経過観察を行う必要がある。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

2018.09.18

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