ジェネリックと先発品は同じものですか

ジェネリック医薬品は、先発品と成分が全く同じで価格が安いだけというのは、本当なのでしょうか?

コメント欄で、こういう質問をいただきました。

 

ジェネリック医薬品は、生物学的同等性試験という検査を行い、

薬の濃度や効果が先発品(開発されたオリジナル薬)とほぼ変わらないことが証明されています。

ですから、ほぼ効果は変わらないはずですが、

先発品から1−2割の増減は試験の判定上、許容範囲とされています。

 

ジェネリック医薬品は、特許切れの薬を安く製造したもので、主要な成分は同じものです。

ただし、薬として加工する方法、製剤方法はまったく同じではありませんので、

完全にコピーされた薬ではありません。

製剤方法の違いによって、効果の減弱や副作用が起きる可能性はあります。

 

見た目は同じシャツでも、値段が違えば、着心地は違います。

そこにお金を払うか、どうかですが、

効果が同じなら、安い方を使いなさいというのが、国の方針として推奨されているのが、現状です。

 

繰り返しますが、ジェネリック薬は、先発医薬品とまったく同じものではありません。

同じものなら、同じ値段がつくはずですから、そこには、当然、理由があるはずです。

 

ジェネリックに切り替えることで、治療効果が薄れることは可能性としてはありえます。

すべての薬を、単に値段の問題だけで、ジェネリックに切り替えることは危険です。

医師がこの薬は先発品のままにしておいた方が良いと指導する場合は、それなりの理由がありますから、

その意味を確認された上で、指示に従っていただきたいと思います。

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