高齢者糖尿病の血糖コントロール

これまで、日本では高齢者の糖尿病の血糖コントロールに対するガイドラインがありませんでしたが、

先日の日本糖尿病学会でようやく報告されました。

おおむね、欧米のガイドラインと同じ内容です。

 

高齢者は、低血糖を起こしやすく、いったん低血糖を起こすと重症化しやすいという問題を抱えています。

糖尿病に治療に際しては、血糖値をむやみに下げすぎないことが大事です。

とくに、認知症や身体機能が落ちている方は、訴えもなく、低血糖に気づきにくいものです。

また、低血糖は認知症そのものを進行させるリスクもあります。

 

今回のガイドラインは、高齢者の全身状態や認知症の程度などに配慮して、カテゴリー分けを行い、

とくに低血糖を起こしやすい薬剤を使用している方は、

ゆるやかな血糖コントロールを行うことを目標としています。

血糖値を下げすぎないように、血糖コントロールの下限を設定しているのも特徴です。

 

高齢者糖尿病の血糖コントロール目標(日本糖尿病学会2016)

高齢者糖尿病コントロール目標1
<解説>

HbA1cは採血検査でわかり、約1ヶ月間の平均血糖値を反映します。

ADLとは、日常生活の活動性をあらわします。

厳密ではありませんが、すこしわかりやすく図にしてみました。

高齢者糖尿病コントロール目標2
写真なし

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