オーダーメイドは高くつく

患者さん一人一人に個性があるように、同じ病気のようにみえても、病気には個人差があります。

それぞれの病気の個性にあわせて治療を組み立てることを、オーダーメイド医療といいます。

仕立ての服にみたてて、テーラーメイドといったりもします。

 

最近では、病気の原因が遺伝子レベルで明らかになり、それを標的にした治療薬が開発されています。

たとえば、癌ができるまでには、正常な細胞にいくつもの遺伝子の異常が重なって起きます。

同じ癌でも、どの遺伝子の異常が原因なのかは、個人差があります。

まず、患者さんの癌の遺伝子異常を検査し、それにあわせて薬を選ぶのが、オーダーメイドの抗癌剤治療です。

 

ある遺伝子の異常は、全体の数パーセントしかないというものもあります。

しかし、その遺伝子が原因となれば、めっぽう効果があるという薬があらわれています。

新薬は開発費がかかるだけでなく、患者数も限られてくるので、価格はつり上がっていきます。

検査も複雑になり、相当のコストがかかります。

 

こうした高価な医療を、保険でどこまでカバーできるのか。

 

医学が進歩するということは、医療費が高額になることを避けて通れません。

オーダーメイドの服は、既製服より仕立てが良く、着心地も最高ですが、値が張るのも事実なのです。

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