過換気症候群(かかんきしょうこうぐん)

極度の不安や緊張によって、呼吸を速く、深く繰り返すようになり(過呼吸)、

息苦しさや、手足のしびれやけいれんなどの症状を訴えます。

 

若い女性に多い病気です。

 

過呼吸になると、血液中の酸素が増え、二酸化炭素が減ることで、

血液がアルカリ性に傾いて、カルシウム濃度が低くなり、手足のしびれなどが起こります。

この症状を、テタニーといいます。ひどくなると、筋肉が収縮したまま固まったようになります。

しびれなどの症状があらわれると、さらに不安が強くなり、過呼吸を繰り返し、症状が悪化していきます。

 

過換気症候群は、よく見かける病気で、過呼吸があり、手足のしびれなどの症状を訴える場合、診断は容易につきます。

 

患者さんは、パニック状態でやってきますので、気持ちを落ちつかせて、

ゆっくり息をするように指導することで、症状は自然によくなります。

 

不安が強い患者さんには抗不安薬などの投与を行ったり、

テタニーの強い患者さんにはカルシウムの点滴を行うことがあります。

 

パニック障害や、不安神経症、うつ病などが原因になっていることがありますので、

発作を繰り返す場合などは、精神科や心療内科への受診をおすすめします。

 

<参考>

日本呼吸器学会HP

https://www.jrs.or.jp/uploads/uploads/files/disease_qa/disease_i04.pdf

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