赤いスパゲティ

ビニール袋に詰まった白いゆで麺、

フライパンにちょっとの油を引いて麺をほぐし、

粉末のケチャップソースをかけると赤くなってできあがり。

ナポリタンというほど上等でもない、赤いスパゲティ。

 

学校に持っていく弁当にも、

運動会の晴れの弁当にも、

弁当の片隅のすき間を埋めるように入っていた、赤いスパゲティがいまだに大好きだ。

 

子供の弁当の残りが朝食にでると、ごちそうだと喜んでいる。

別に嫁さんへの当てつけではない。

休みの日に、自分で作ったりもする。作るというほどのものでもないが。

ロールパンにはさんだり、

ウスターソースとガーリックを少しとか、

目玉焼きをオンとか、

自分なりのバリエーションがあるのだが、やはり、

粉末ソースをかけただけのシンプルな赤いスパゲティが一番おいしい。

なんだか防腐剤が入っていそうな、怪しいスパゲティを、

今日は自分用に買い込み、一人前をいただいた、幸福な朝であった。

 

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