医学博士という世界

いとこから、「息子が医学博士になりました」と喜びの手紙をもらった。

医学博士は、6年間かけて医学部を卒業してから、さらに4年ほど大学院などで研究生活を送り、結果を論文にし、審査を通って、ようやく手に入れる。

その資格が何なのだと言われれば、それまでで、別に給料が上がるわけでも、キャリアアップに繋がるわけでもない。せいぜい、名刺の片隅に載せられる程度の自己満足かもしれない。

しかし、僕は「医学博士」が欲しかった。

医学部に入ったら、医学博士をとり、海外に留学したいというのが、漠然とした僕の夢の一つであり、その夢はかなった。

それを応援してくれた両親には、心から感謝している。

研究して、論文にして、と言うのは簡単だが、研究というのは失敗ばかりの実験を何度も何度も繰り返して、運が良ければ結果がでるという世界である。

良いテーマにあたったり、先輩がそこそこ結果をだしている研究を引き継いだり、指導教官が優秀だったり。そうした運の強い人もいれば、僕のように、そのすべてに外れて、黙々と時間を浪費しながら、歯を食いしばった研究生活を送る人もいる。

僕の場合は、研究生活も終盤にかかった頃に出会った先生のおかげで、なんとか滑り込みで結果をだすことができた。

チャンスを信じて、努力すること。

論理的に考え抜く力。

最後は鷹揚に構えて、運を手繰り寄せるメンタリティ。

医学博士は、努力を続けて手に入れた、僕の誇りであり、このサイトに、ichiba-mdというアドレスをつけたのも、自分が、MD(Doctor ofMedicine)=医学博士として、正確な情報を提供したいという思いからだ。

いとこの息子さんの努力に心から「おめでとう」と言いたい。ようこそ、MDの世界へ。

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