医者はサボらない

医者が病院での激務に疲れ果てて開業医になることを、立ち去り型サボタージュという人がいる。私はこのサボタージュという言葉があまり好きではない。
サボタージュは、サボるの語源になったフランス語で、仕事の能率をわざと落として会社に労働条件の改善をせまることで、怠業ともいわれる。仕事をサボって、会社をいじめるわけだ。
しかし、勤務医はサボるために開業するわけではない。そもそも開業して儲かる時代ではなく、借金というリスクを背負う覚悟が必要だ。それは挑戦であり、楽をしたいからではないと思う。
医者はサボりたくて独立するわけではない。今の過酷な労働に希望を見いだせなくなったのだ。労働に見合う評価を受けていないと感じているのだ。幸い、医者には独立という選択肢が残されているので、新たな自己表現を求めて開業医を目指すのだと思う。

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