インフルエンザワクチンの添付文書が変わったというけれど

改訂前:
妊娠中の接種に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には接種しないことを原則とし、予防接種上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ接種すること
改訂後:
妊娠中の接種に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には予防接種上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ接種すること。
なお、小規模ながら、接種により先天異常の発生率は自然発生率より高くならないとする報告がある。
改訂によって、妊婦の接種が原則禁止という部分が削られ、ワクチンで先天異常が増えないというデータがあるという下線部分が追加されています。
国も、学会も、妊婦のインフルエンザワクチン接種をすすめている割には、製薬会社の添付文書(使用説明書)は微妙な表現です。
予防接種上の有益性と危険性とは、具体的にどういうことで、どこで秤にかければいいのでしょうか。
これで、妊婦へのワクチン接種が解禁になったような報道ですが、実際の文書上の表現はちっとも変っていないような印象です。

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