インフルエンザワクチンは打った方がいいのか

インフルエンザワクチンは効かないと言う、意見もあるそうですが、どーなんでしょう。
というご質問を頂いていたのですが、返事がものすごく遅くなってしまいました。
インフルエンザワクチンは、ウイルスが入ってくるのを抑えるものではありませんが、ウイルスが増えることを抑える効果は確実にあります。ただワクチンのカバーする種類以外のインフルエンザが流行した場合は効果がありません。年によっては、ハズレもあります。
私の子供もワクチンを打っていたのですが、期末試験の日にインフルエンザにかかってしまいました。今年は流行の開始が非常に遅く、ワクチンの接種から流行までの時期が長かったことも原因ではないかと思っています。
私が問題だと思っているのは、ワクチンを打つ人がまだまだ少ないことです。原理的には、全員がワクチンを接種すれば、流行はぐっと減るはずです。
私は、とくに65歳以上の高齢者、集団でいる時間の長い小学生から高校生は全額国の補助をつけるべきと思います。結局、社会的なコストはその方が減るはずです。
しかし、ワクチンにも副作用があり死亡する例もありますので、国としては補償の問題もあり強制はできないのでしょう。
最近では、麻疹(はしか)が流行して大騒ぎになりました。これも、全員が予防接種を受けていれば良かったのですが、ワクチンを打っていない人もいて、誰がはしかにかかりやすいのかどうかがわからかったからです。
予防接種は、ほとんどの人が受けてこそ本当の効果があらわれるものですが、なかなか徹底できない。それをきちんと説明できない医療者にも責任がありますし、十分に学校教育で予防接種の意味が教えられていないという、日本の現状は寂しい限りです。

写真なし

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です