抗がん剤の技術料

医知場の掲示板に、「抗がん剤治療の技術料はゼロというのは本当ですか」という質問を頂きましたので、ブログでもその質問に答えたいと思います。
答えは、「はい、その通りです。」
ただし、外来治療の場合は、専用の治療室をつくり、専任の医師、看護師、薬剤師を配置した場合に限り、外来治療1回当たり3000円の加算料金をとることになりますので、それが技術料といえば唯一の技術料です。しかし、そうした設備がない病院では、抗がん剤の点滴も、生理食塩水の点滴も、料金はまったく変わりません。また、入院治療する場合には、この加算料金はありません。
抗がん剤の治療は高いと感じられる方が多いかもしれませんが、それは抗がん剤の価格が高いためです。抗がん剤治療は、病院で最も利益のでない治療の一つです。大学などの大病院では、入院して治療する場合、病気ごとに料金が決められ、その範囲で治療しないと赤字になってしまうしくみ(DPC)になっています。抗がん剤治療は抗がん剤の代金が高いために、このしくみでは赤字になる可能性が高く、外来で治療せざるを得ないという状況もでています。
医知場の掲示板へはこちらから、どうぞ。

写真なし

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です