禁煙の飲み薬はチャンピオン

タバコの話をもう一つ。禁煙のための飲み薬がある。

タバコを吸うと、血液に溶け込んだニコチンが、脳のニコチン受容体に結合して快感が生まれ、この感覚がニコチン依存症を引き起こす。喫煙は、ニコチン依存症という病気であり、覚醒剤依存と病気のカテゴリは一緒である。

禁煙のための飲み薬であるバレニクリンは、タバコの代わりに、脳のニコチン受容体に結合して、ニコチン依存症を抑える治療薬である。

バレニクリンは、最初の1週間は、タバコを吸いながら、少しずつ量を増やしていき、2週目から禁煙を始める。合計で12週間、薬を飲み、2-4週間ごとに呼気CO検査で禁煙できているかどうかを確認する。

もともと、日本人は貼り薬より飲み薬の方が好きな傾向にあり、従来のニコチンパッチより、若干、禁煙の成功率が高いこともあって、最近では飲み薬での禁煙の方が評判がいい。

副作用には、吐き気、腹痛、便秘、おなかの張りなどの症状があらわれることがあるので、必ず、食後に内服するように指導している。

商品名のチャンピックスは、チャンピオンに語感が近いので、禁煙薬のチャンピオンと医者に言えば、伝わるはずだ。
 

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1 個のコメント

  • 10月に値上がりもするし、ホントに止めようかな…と、この記事を読んで、思いました
    『百害あって一利なし』とはよく言ったものですね
    やはりお薬を使わないと、タバコは止められないのでしょうか?
    自分を禁煙環境に持っていくのは、ハードルの高さを感じますorz

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